DKS療法の観念と概要

ダイナミック・キネシオ・シナジーとは

身体は嘘をつかない!!

DKS療法を用いることで、知識や技術に囚われず、身体が現わす反応を「検者」「被検者」共に実感(体感)することができます。

高度保健福祉医療をふまえた東西共生医療(統合医療)を目指した療法

身体の異常は「筋肉の機能低下」又は「筋機能低下」による「筋力バランス」の崩れにあるとし、その原因を「筋力バランスを徒手筋力テスト」「生体反応をアームテスト」により的確に特定し、「高純度半導体ゲルマニウム」をポイントに用いて機能を回復させることで自然治癒力を高める療法で、東洋医学と西洋医学の見地から成り立っています。

各地区にて月例会を行っており、どなたでも初回見学は無料となっております。

百聞は一見にしかず・・・ご自身で体感ください

DKS療法の解説動画


インターネット配信の「WALLP(ワロップ)放送局」にてDKS療法の公開生放送が行なわれ、その模様がYouTubeにアップされました。

「DKSで痛み・動きをその場で改善!!」2014年3月17日放送回

「DKSで痛み・動きをその場で改善!!」2013年10月21日放送回

筋力バランスの崩れをチェック

筋力バランス

運動、骨格の支持、姿勢の保持、重心バランスの調整、など・・・「全て筋肉の活動」によるものです。全ての動作は一つの筋肉が行っているのではなく、指を1本曲げるにしても、ただ立っているだけでも、必ずいくつかの筋肉が働いています。常に左右・上下・前後の筋肉が「拮抗・相乗」して働いているのです。

DKS療法では

骨格筋の「筋力バランス」を重要視しています。筋力バランスが崩れることによって様々な異常が起こると考えています。骨の歪みによる疾患(椎間板ヘルニア、側湾症、脊柱滑り症、脊柱菅狭窄症、など)や関節症(変形性膝関節症、肩関節周囲炎、など)も筋力バランスが長期的に崩れたために起こると考えています。

筋力バランスの崩れが招く激痛
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弱った筋肉の機能回復

現在、行われている療法は、コリやハリのある側を弛める(過緊張側にアプローチする)ことで「痛みの緩和」や「筋肉のバランスをとる」ものがほとんどです。

DKS療法では

過緊張側ではなく、拮抗する弱化側(弛緩・機能低下)の筋肉に問題があるとして、弱化した筋肉の機能(=筋力)の正常化を第一に考えています。

各種療法とはここが違う
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筋力バランスの崩れは何故起こるか?

日常的に筋肉を鍛えている運動能力が高いスポーツ選手でも、弱っている側の筋力を改善せず過緊張側を弛める対処を続けていると、弱化した筋肉はますます弱くなります。
一層、筋力バランスは崩れ、筋肉の質量ともに低下しています。

徒手筋力テスト

運動とは、筋肉の収縮による関節の可動です。
筋肉の働きは収縮であり、伸びるという働きは元に戻るということです。筋肉は関節をまたいで付いていますので「関節の形状」と「筋肉の起始・停止の場所」によって、筋肉収縮時の動く方向や範囲が決まってきます。
筋肉の可動方向と逆方向に抵抗を加えて筋力を検査する方法を「徒手筋力テスト(MMT)」といいます。

DKS療法では

筋力バランスをチェックするのに徒手筋力テストを用い、主に筋力低下の確認と機能調整後の評価を行っています。三角筋を代理筋としてMRやツボに接触する検査を筋力テストといいます。
筋肉の動きに添って起始停止を離す力を加え、筋肉の衰弱を見出す検査を徒手筋力テストと呼び、適切な部位にGe粒が適切に貼付出来たかを、徒手筋力テストで確認します。

大腰筋の重要性

腰という字の月は体を表わしていて「体のかなめ(要)」という意味合いがあります。ヒトの姿勢や歩行において最重要な部位であり、ストレスが多くかかっている部位でもあります。
腰の主要な筋肉が大腰筋です。第12胸椎(T12)から第5腰椎(L5)を起始部として、大腿骨の小転子(内腿の上部)を停止部としています。
大腰筋上部(T12)と横隔膜の下の部分が連結していることで、大腰筋が弱ったまま走ると横腹が痛くなったり、息が上がって走れなくなった経験はありませんか?

DKS療法では

大腰筋は、身体全体の筋力連結連繋の中心を担っています。大腰筋の筋力バランスの崩れは、肋骨と肩甲骨をつないでいる小胸筋、骨盤と大腿骨をつないでいる梨状筋、そして重心のかかる下腿二頭筋に顕著に影響が現れます。
弱化した大腰筋の同側の横隔膜は緊張し、その対側の小胸筋が過緊張する機序を解明しました。スポーツパフォーマンスの優れたアスリートには大腰筋を軸とした大きな腰・下肢筋へのGe粒貼布で大きなパフォーマンスの向上を確認しています。
DKS療法にて初めに確認と調整を行う筋肉で、大腰筋の調整を行なうとそれらの筋力バランスの崩れが整います。

生体反応をチェック

人は電気伝導体

全ての身体活動は電気現象によるものです。全身の60兆個もの細胞一つひとつが電子集合体であり、身体全体で巨大な電気的ネットワークを形成しています。

電気ネットワーク
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人体の電気システムを計測して医療・健康に用いているのが、脳波計や心電計、筋電計、電子体重計、体脂肪計、などです。

DKS療法では

人は本来、動植物のように繊細な感覚をもっていて、感覚が鈍化しているだけです。微小な電気的エネルギーの変化も身体は感知しています。

イオンと生体電気

人体に溶け込んだミネラル(鉱物)を「イオン」(電解質イオン)といい、体の60%を占める水分にイオンが溶け込んでいます。

人体に重要な電解質イオンは「ナトリウムイオン(Na+)、カリウムイオン(K+)、カルシウムイオン(Ca2+)、マグネシウムイオン(Mg2+)、塩酸化イオン(Cl)、リン酸イオン(PO42-)、炭酸水素イオン(HCO3-)」です。

神経の伝達や筋肉の活動、身体の恒常性など全ての生命活動は、イオンの電気的活動によって営まれています。これらのイオンの電場が生体電気です。
イオンバランスは膜電位(①イオンチャンネルと②イオンポンプ)によってイオン(電位)が移動することで調整されています。

細胞のイオンバランス
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痛み

細胞が損傷すると“内因性発痛物質”が発生し、それを“侵害受容器”というセンサーが感知すると膜電位により活動電位(インパルス)を発生させます。インパルスが神経の電気的ネットワークにより脳まで到達し、“脳がその部分に痛み(違和感)がある”として認識しています。
つまり、痛みとはその箇所で内因性発痛物質が発生しているということです。

インパルス伝導
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主な内因性発痛物質には「水素イオン(H+)、カリウムイオン(K+)、乳酸(カルシウムイオン:Ca2+)、セロトニン(5HT)、ヒスタミン、ブラジキニン(BK)、プロスタグランジン(PGE)、など」があります。

DKS療法では

痛みには「イオンバランス」の乱れが深く関わっています。痛みのある部分や異常のある内部器官(筋肉、臓器、関節など)は、イオンバランスが乱れており、プラスイオンが停滞していると考えています。

体表の反応ポイント

東洋医学では臓腑の異常が身体の異常を生んでいるとし、臓腑のエネルギー状態を現わす体表の反応ポイントを「経穴」といいます。いわゆる「ツボ」です(エネルギーが流れ込む穴が壷=ツボ?)。このエネルギーのことを「氣」といい、血管や神経のような「経絡」という氣の流れのネットワークを作っていっています。

鍼灸治療では病症に効果があるとされる経穴(ツボ)に鍼や灸で刺激することで、病症の回復を図ります。足ツボでは、臓器の反射区を刺激します。関連する医学用語としては、特定臓器の異常が体表部分に痛みとして現われる現象を指す「放散痛」や「トリガーポイント」が近いでしょう。

DKS療法では

生体電導により内部器官(臓器・筋肉など)は、体表の反応ポイントに電気的エネルギーの繋がりがあると考えます。また、筋肉と臓器にも繋がりがあると考えます。
異常のある器官は「プラス状態=機能低下状態」であり、器官と直接連絡している反応ポイントもプラス状態になっていると考えています。

エネルギーの連繋
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DKS療法のテクニック

反応ポイント

  • 筋肉のポイント(マッスルリフレックス=MR)
  • 臓器のポイント(経穴も含む)
  • 頭部にある反射ポイント(脳・神経)

などを定めています。

様々な理論を臨床にて検証し、ほとんどの器官(臓器・筋肉)において体表のポイントを定めています。各筋肉のポイントや脳や神経のポイント、東洋医学のツボを含めた臓器のポイントなどがあります。

体表ポイントを定めた様々な療法がありますが、ポイントの選定は手触りや経験則で、有効性も感覚的なものがほとんどです。DKS療法では、ポイントの正当性から有効性までを体感的に評価します。

筋肉と臓器の関連

それぞれの筋肉に対応する臓器が体系化されています。

筋力が低下している筋肉は、対応する臓器や器官の機能低下の影響を受けていることもあります。臓器と筋肉のつながりにより以下のような関係が成り立ちます。

特定筋肉の筋力低下(徒手筋力テスト)⇔筋反射点の機能OFF反応⇔臓器反射点の機能低下⇔臓器の機能低下

アームテスト

DKS療法で用いる基本的なテスト法で、”アームテスト”と命名した腕の三角筋筋力テストで身体の反応を確認します。その反応の正しい時は筋力は強く「機能ON」、弱い時は「機能OFF」で評価し、代理筋である三角筋を使って、被検者の訴えている痛みの部位やMR・経穴に対し、検者は指の腹側(プラス)で接触し被検者の三角筋の力が弱くなった時「機能OFF」と言い、その部位の異常が あると判断します

様々なバランス

筋力バランス(大腰筋を中心とした筋肉の連結連繋)、重心バランス(ステップテクニック)、栄養バランス(アームズテスト)、経絡バランス(キネシオ・パンピング)などのバランスの崩れをチェックします。

バランスの崩れによる弱り(不足)を的確に特定し、最善な方法にてバランスの調和を図ります。

健康指導

高純度半導体ゲルマニウムの貼付

痛いところに直接貼付したり、臓器や筋肉のポイントを評価し、最も有効な機能OFFポイントへ貼付を行います。
DKS療法にて“高純度半導体ゲルマニウム”を使用するのは、皮膚刺激や発するエネルギー(磁力など)による効果を期待するものではありません。放射線や赤外線の検出器に用いられているように、半導体の特性を有効に活用し、人体の持つ自然治癒力を賦活するために用いています。

必要な栄養素と量の提案

身体の異常を自然治癒力によって回復させるのに、必要な栄養素が不足している場合があります。
アームテストにて、あなたに今必要な“栄養素”と “一日に必要な量”を選定してお勧めします。

適度な運動

痛みが緩和したら、発痛物質や老廃物の除去(排出)のために患部を動かすことが大切です。適度な運動を心がけましょう。
等尺性運動をお勧めしています。少ない動きでできる筋肉トレーニングで筋肉が伸び縮みせず長さを変化させない等尺性の動きで関節や筋肉の働きを維持する目的で行う運動を勧めています。